2011-11-11から1日間の記事一覧

下水施設など調査義務付け 汚染廃棄物処理で省令案

環境省は8日、東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染された廃棄物の処理や除染の基準を定める省令案を公表した。汚染の懸念がある上下水道施設などで月1回以上、汚泥や焼却灰に含まれる放射性セシウム濃度を調査し、環境相に報告することを義務付け…

電子マニフェストを開発へ―放射性物質汚染廃棄物―8千Bq以上対象に日廃振センター 来年早々にも運用

産業廃棄物の電子マニフェストシステムを運営する日本産業廃棄物処理振興センターは、従来のシステムを基盤とした「放射性物質汚染廃棄物管理電子マニフェストシステム」の開発に着手、早ければ来年早々にも運用を開始することを決めた。 東日本大震災の津波…

(埼玉県)たまる焼却灰 県東南部、放射能問題で搬送停止

県東南部の5市1町でつくるごみ処理の広域組織「東埼玉資源環境組合」(管理者・高橋努越谷市長)の第1工場(越谷市増林)に、放射性物質の暫定基準値以下なのに運び出せないごみ焼却灰約2500トンが一時保管され、仮置き場が来年1月末にも満杯になる…

被災地のがれき受け入れの可否、環境省に「検討中」と回答/横浜市

東日本大震災の被災地のがれき(災害廃棄物)の受け入れについて、横浜市が環境省に「検討中」と回答していたことが8日、市会常任委員会で報告された。市資源循環局は「市民の安全・安心に関する理解を得ることが重要」と理由を説明している。 横浜市では地…

「何で首相出てこない」石原都知事、災害がれきで批判 放射能汚染がれきとの違い説明求める

「がれきの問題で野田(佳彦首相)は何で出てこないんだ。自分の言葉で言ったらいいんだよ」 東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)の広域処理を東北以外で唯一、受け入れている東京都の石原慎太郎知事は8日、川崎市内で記者団にこう語り、原発事故で…

(JAEA)平成23年度「除染技術実証試験事業」公募結果について(お知らせ)(平成23年11月9日)

独立行政法人日本原子力研究開発機構(以下、「原子力機構」という。)は、内閣府委託事業「福島第一原子力発電所事故に係る避難区域等における除染実証業務」を受け、平成23年度「除染技術実証試験事業」を進めております。 原子力機構は、今後の除染作業に…

移動しながら汚染土壌浄化、東芝がシステム開発

東芝が、東京電力福島第一原子力発電所事故で放射性物質に汚染された土壌を効率的に浄化するシステムを開発した。 来春までに移動式の浄化装置を完成させ、汚染地域で活用したいとしている。各地の除染作業で発生した汚染土壌の処分が課題になっているが、解…

焼却灰処理、見通し立たず 秋田

■受け入れ中止問題、来年度に影響 大館市と小坂町が首都圏からの家庭ごみ焼却灰の受け入れを中断している問題で、両市町の処分場を運営する「DOWAエコシステム」(東京)が、搬出元の自治体に受け入れ量の見積もりを示せず、来年度の処理事業の見通しが…

静岡県の自治体、がれき受け入れへ 「他人ごとでない」

東日本大震災で発生したがれき処理をめぐり、受け入れ意向を撤回する自治体が相次いだが、静岡県では前向きに転じる自治体が出始めた。同県は東海地震で大きな被害が想定され、川勝平太知事が「震災は他人ごとではない」と協力を訴えているためだ。知事は1…

東日本大震災:県が震災がれき調査 岩手で独自、安全性証明へ /秋田

東日本大震災で発生した災害廃棄物(震災がれき)の受け入れ問題について、県は8日の県議会生活環境委員会で、現地でがれきを独自に調査する方針を明らかにした。岩手県は同県沿岸北部4市町村のがれき約13万トンの処理を秋田県に依頼しており、放射性物…

がれき広域処理促進を確認 道・東北知事会議

2011年度の北海道東北地方知事会議(会長・高橋はるみ北海道知事)は7日、新潟市の朱鷺(とき)メッセで開かれた。東日本大震災で発生したがれきの処理について受け入れ自治体の拡大を目指すことを確認し、そのために放射線量などの情報開示を国へ緊急…

(北海道)震災がれき、安全確認し受け入れ 高橋知事、あらためて意向表明

高橋はるみ知事は4日の記者会見で、東日本大震災の被災地のがれき受け入れについて「放射能のチェックを入念に行い、問題がなければ受け入れるという考えは変わっていない」と述べ、汚染がないことを前提に、道内で受け入れる考えをあらためて示した。 知事…

(北海道)震災がれき 苫小牧市、受け入れへ 安全基準明示を条件に

【苫小牧】東日本大震災で発生したがれきの受け入れの可否を聞く環境省の意向調査で、苫小牧市が安全確保を前提に「受け入れに協力していきたい」と回答することが、9日分かった。道は同日の道議会決算特別委員会で、道内の自治体、一部事務組合のうち数団…

セシウム除去実験に成功

微生物を利用したセシウム回収技術の研究を進めている広島国際学院大(広島市安芸区)工学部長の佐々木健教授(62)のグループが、福島市内のプールのヘドロから、福島第1原発事故で放出されたとみられる放射性セシウムを除去する実験に成功した。佐々木教授…

放射性物質汚染対処特措法関係省令案に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)

環境省では、「放射性物質汚染対処特措法 省令事項素案」について、平成23年11月8日(火)〜11月17日(木)までの間、広く国民の皆様の御意見をお聴きするパブリックコメントを実施します。 これらは、平成23年8月に議員立法により成立した「平成二十三年三…

東日本大震災:9都県市会議、放射性汚染物処理で国に要望へ /東京

◇国は実現性ある手法を 東京、神奈川、埼玉、千葉の知事と政令市長による9都県市首脳会議が8日、川崎市内で開かれ、原発事故を受けて放射性物質を含んだ汚泥焼却灰や土壌の除去、保管などについて、国に「実現性のある手法」を早急に示すよう要望すること…

東日本大震災:がれき受け入れ調査 3政令市「検討中」 /神奈川

◇県内30市町村「受け入れ困難」 東日本大震災で発生した岩手県と宮城県のがれき(災害廃棄物)の受け入れについて、県内全33市町村のうち横浜・川崎・相模原の3政令市が「検討中」と回答したものの、残りの市町村(一部は事務組合)は「受け入れは困難…

(三重県)松阪市、がれき受け入れ検討 副市長ら来週被災地へ

松阪市の山中光茂市長は7日夜、市内で開かれた市民団体との意見交換会で、中川昇副市長と橋本昭彦環境部長らを来週にも、東日本大震災の被災地へ派遣することを明らかにした。がれきの受け入れを検討するため。現地で県など関係機関と協議するとみられる。 …

がれき受け入れへ環境相理解求める 

細野環境相は5日、浜松市内で講演し、東日本大震災の被災地でがれき処理が滞っている問題で、「私たちがお願いする岩手、宮城県の廃棄物は放射性廃棄物ではない」と、受け入れに理解を求めた。 細野環境相は「灰を含めて安全に処理できるものだけを受け入れ…

放射能汚染ごみをどうやったら安全に処分できるのか?

排ガスのこと、バグフィルターの安全性、埋め立てはどうやって? これらについてまとめています。 ※「URL」をクリックしてください。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.get…

東日本大震災:汚染稲わら・焼却灰の保管・埋め立て、周辺住民反発−−県南 /岩手

◇放射線量高い県南 国の方針定まらず、恒久化を懸念 東京電力福島第1原発事故で放射性セシウムに汚染された稲わらや焼却灰の処分に、一関市や奥州市など放射線量の高い県南地域の自治体が頭を抱えている。汚染稲わらの一時保管候補地や、焼却灰を埋め立てる…