がれき受け入れへ環境相理解求める 

 細野環境相は5日、浜松市内で講演し、東日本大震災の被災地でがれき処理が滞っている問題で、「私たちがお願いする岩手、宮城県の廃棄物は放射性廃棄物ではない」と、受け入れに理解を求めた。

 細野環境相は「灰を含めて安全に処理できるものだけを受け入れてほしいとお願いしている。安全性は保証する。自治体から『こういうゴミなら受け入れる』との話があれば、しっかりマッチングする」と述べた。

 講演後、細野環境相は記者団に対し、「川勝知事が廃棄物受け入れに前向きに取り組んでいるのはありがたい。当然心配はあると思うが、不安を取り除くのが我々の役割だ」と語った。

(2011年11月6日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20111105-OYT8T00849.htm?from=tw