2011-12-30から1日間の記事一覧

東日本大震災:焼却灰セシウム、基準値を下回る−−川口のごみ処理場 /埼玉

川口市は27日、市内2カ所のゴミ処理場の焼却灰を測定した結果、1キロ当たりの放射性セシウムは、いずれも国の指針で最終処分が可能な8000ベクレル以下だったと発表した。7月以来7回目の測定で、いずれも国の基準値を下回った。 市によると、朝日環…

汚染コンクリ再利用で基準=3000ベクレル以下で可能−環境省

環境省は25日、専門家による災害廃棄物安全評価検討会を東京都内で開き、東日本大震災に伴い福島県内で発生したがれきのうち、放射性物質で汚染されたコンクリート片の再生利用に関する新たな基準を提示した。放射性セシウムの平均濃度が1キロ当たり30…

(大震災と群馬 振り返る2011)汚泥・焼却灰 5500トン保管

3月11日に発生した東日本大震災は、群馬にどんな影響を与えたのか。2011年の「総決算」をみる。 東京電力福島第一原発から放出された放射能は3月14日深夜〜15日未明、関東地方に流れ、群馬の北部山間部などにも落ちた。 環境省は、地表などの放…

がれき処理の建設工事分を経審完工高の対象に

国土交通省は12月19日、東日本大震災の被災地で発注している災害廃棄物(がれき)処理業務のうち、建設工事と見なせる部分は経営審査事項(経審)の完成工事高に算入するよう、同省の各地方整備局や都道府県に通達した。 通常、「業務」として発注した案件は…

(福島県)住民、怒りと落胆 「帰れなくなる」 除染のために必要との声も

細野豪志環境相兼原発事故担当相が28日、中間貯蔵施設の双葉郡内への設置を佐藤雄平知事に要請したことに対して、双葉郡の住民からは長期間にわたり廃棄物が貯蔵されることに怒りと落胆の声が上がった。一方で、仮置き場の確保のためには決断が必要との声…

広域処理 焼却のみで戻す選択肢も

東日本大震災で発生したがれきを、被災地以外で処理する広域処理がなかなか進まない現状を受けて、細野環境大臣は、被災地以外の自治体で焼却だけを行ってがれきの量を減らしたうえで、再び被災地に戻して埋め立てをするという選択肢も含め、協力を求めてい…

東日本大震災:都、がれき処理の動画をネット公開 放射線量測定も 「理解を深めて」 /東京

都は27日、東日本大震災によって宮城県女川町で発生した災害廃棄物(がれき)の処理の様子を動画にまとめ、インターネットで公開すると発表した。都は「動画を通じて被災地の実態を知ってもらい、がれき処理への理解を深めてほしい」と話している。 都は今…

東日本大震災:大阪府「100ベクレル」がれき受け入れ 焼却ガス汚染懸念 処理拒否の市町村も

東日本大震災による岩手県の災害廃棄物(がれき)について、独自に処理基準を定めて年明けから受け入れを進める大阪府に対し、放射性物質への懸念や不安の声が上がっている。環境省は「99・99%除去できる」としているが、大気中への放出は避けられない…

(埼玉県)焼却灰の引取先決定も非公表

首都圏各地で放射性物質を含むごみの焼却灰が処分できなくなっている問題で、埼玉県東部の自治体でつくる東埼玉資源環境組合は、12月、新たな受け入れ先が決まり、焼却灰の搬出を再開しました。しかし、混乱を避けるために受け入れ先は公表できないとして…