(秋田県)湯沢雄勝3市町村、がれき受け入れ協議へ 

 湯沢市の齊藤光喜市長は15日、岩手県から要請されている東日本大震災がれき処理について「安全性が担保され、湯沢、羽後、東成瀬の3市町村の住民の理解を得られれば受け入れたい。そのための準備を進めていく」と述べた。可燃物と不燃物の両方が対象で、近く住民説明会を開く方針。

 3市町村のごみ処理は、湯沢雄勝広域市町村圏組合が管理運営する貝沢ごみ処理施設(羽後町字清水川、可燃)や湯沢雄勝一般廃棄物最終処分場(湯沢市駒形町、不燃)などで行っている。同組合管理者の齊藤市長は14日の会合で3市町村の意思統一を図り、15日に市議会に報告した。

 貝沢ごみ処理施設の余力は1日8トン程度。齊藤市長は「受け入れ量は微々たるものだが、できる範囲で復旧・復興に尽力したい」と語った。

(2011/12/15 20:48 更新)さきがけ on The Web
http://210.230.213.196/p/akita/national.jsp?kc=20111215n