(長野県)諏訪湖流域下水道の焼却灰からセシウム

 県環境部は21日、諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(諏訪市)の汚泥焼却灰などから最大で1キロ当たり2800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 検査したのは、10月〜12月に採取した焼却灰など5種類。それぞれ最大で焼却灰は1キロ当たり70ベクレル、溶融飛灰は同630ベクレル、焼却灰を溶かして固化した溶融スラグは同21ベクレル、煙道内に付着した煙道スラグは同2800ベクレル、その他の部分に付着した不良スラグは同33ベクレルの放射性セシウムが検出された。

2011年12月22日掲載 信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/eastjapan_quake/2011/12/post-1645.php