がれき処分場周辺1mSv超えず 環境省が住民の被ばく試算

 環境省は1日、福島第1原発事故による放射性物質に汚染された震災がれきの処分場について、非常に高い濃度の汚染廃棄物がない限り、周辺住民の被ばく線量は年間限度の1ミリシーベルト(mSv)を超えないとする試算をまとめ、原子力安全委に報告。

 試算によると、埋め立てなどの最終処分場の場合は、周辺住民の被ばくが年1mSvになるのは、廃棄物の濃度が1キログラム当たり10万ベクレル。しかし、環境省はこれほど高い濃度の廃棄物は「極めて限定的」としており、実際の被ばくは大きくないとしている。

下野新聞 (12月1日 21:18)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/domestic/science/news/20111201/669681