避難区域の土地買い上げ検討=長期帰宅困難で−野田首相

 野田佳彦首相は25日の参院本会議で、東京電力福島第1原発事故の避難区域で放射線量が高く、長期間にわたり住民の帰還が困難となる民有地の買い上げについて「地元自治体と十分に相談しながら、国が責任を持って中長期的な対応策を検討していきたい」と述べ、国による土地買い取りを検討する考えを表明した。民主党江崎孝氏への答弁。
 避難区域内での買い上げについて、首相が言及したのは初めて。

時事.com (2011/11/25-21:28)
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