(岩手県)盛岡市が宮古のがれき受け入れへ

 盛岡市は24日、震災により宮古市で出たがれきを25日から盛岡市クリーンセンターで受け入れると発表した。県によると、8月に策定された県災害廃棄物処理詳細計画に基づいて県内自治体でがれきを受け入れるのは初めて。

 今回受け入れるがれきは、宮古市で発生し、岩泉町の仮置き場で作業員が手選別した木くずや紙、繊維、プラスチックなど可燃物約20トン。盛岡市は仮置き場と市クリーンセンターで空間線量を測定し、安全を確かめる。

 25日〜12月9日にセンターに運び込み、一般のごみとともに焼却し、灰を奥州市江刺区のいわてクリーンセンターに埋め立てる。

 県の計画によると、県内で処理を予定している可燃のがれきは67万8800トン。このうち盛岡市は、宮古、山田、岩泉、田野畑の4市町村で出た1万4700トンを処理する予定。

asahi.com 2011年11月25日
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