たまる焼却灰493トンに セシウム検出 千葉・流山

 ごみ焼却場から高濃度の放射性セシウムを含む焼却灰が出たことで処分場への搬出が止まっている千葉県流山市では、一時保管の焼却灰が493トンに達した。

 焼却場の敷地にある六つの大テントには、焼却灰をつめた袋1260個が2段、3段に重ねて置かれ、満杯も間近。新たなテントの建設も始まった。

 7月の測定開始時には国基準8千ベクレルの3.5倍もあった放射性セシウム濃度は、4990ベクレルまで下がったが、受け入れてくれる処分場はなく、行き場のない灰は日々増えている。「このままでは、ごみ収集ができなくなる」と、市幹部は心配をしている。

asahi.com 2011年10月25日9時57分
http://www.asahi.com/national/update/1024/TKY201110240538.html