(岩手県)東京都が震災廃棄物受け入れ 本県から1万1千トン

 東京都は28日、東日本大震災で発生した本県の災害廃棄物を受け入れることを決めたと発表した。まず10月から11月までに千トンを搬出、来年3月までに計1万1千トンを処分する予定。

 都によると、岩手、宮城、福島の3県の廃棄物について、東北地方以外の自治体が受け入れるのは初めてという。

 県が廃棄物の放射性物質濃度を測定した結果、平均で1キログラム当たり68・6ベクレルの放射性セシウムを検出。廃棄物の焼却灰のセシウムは133ベクレルで、受け入れ基準の8千ベクレルを下回っていた。

岩手日報 (2011/09/29)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110929_5