焼却灰受け入れ反対署名、小坂町に提出 鹿角の市民団体

 首都圏からの一般ごみ焼却灰の受け入れを小坂町が7月から中止している問題で、鹿角市住民団体「大地と子供を放射能汚染から守る会」(戸澤洋子代表)は5日、受け入れ再開に反対する1882人分の署名簿を細越満町長に提出した。

 会は同市の母親ら10人でつくっており、メンバー4人と大館市住民団体代表1人が町役場を訪れた。戸澤代表は「県と処理業者が出席して説明会を開いてほしい」と要望した。

 細越町長は「皆さんの気持ちは重く受け止める。説明会開催に向けて調整している」と返答。町主催の勉強会に反対運動を展開している町内の団体が推薦する講師を招くことも検討しているとした。

 戸澤代表は取材に「要望に対し、町が前向きな姿勢を示してくれた。評価したい」と話した。

さきがけ on The Web(2011/12/06 09:42 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111206f