返送焼却灰、貨物列車で大館出発 第一陣、埼玉県へ

 首都圏から大館市小坂町に運び込まれた放射性セシウムを含むごみ焼却灰合わせて18・25トンの入ったコンテナ3本が6日、JR大館駅から埼玉県加須市に向け出発した。強風のため貨物列車が運休となり、出発が2日連続で延期されていた。8日に同県熊谷市の貨物駅に到着後、トラックで加須市内の2つのごみ焼却施設に運ばれる予定。

 DOWAエコシステムによると、県内に残っている首都圏からの灰のうち、小坂町に留め置かれている計219トンが入ったコンテナ23本は11〜16日に搬出され、17日までに大館駅を出発する。大館市に保管されている8・15トンが入ったコンテナ1本は今月中に搬出される予定。

さきがけ on The Web(2011/12/06 19:59 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20111206n