がれき処理検討で道職員派遣

東日本大震災で発生した、大量のがれきの処理について支援策を検討しようと、道は、処理の進ちょく状況や放射線量の測定の体制などを確認するため、担当職員を被災地に派遣することになりました。がれきの処理を巡っては、道が、10月、いったん受け入れを表明した道内49の市町村と広域連合を対象に意向調査を行いましたが、放射性物質への懸念などから「受け入れ可能」と答えたのは11にとどまり、震災直後の調査と比べ、4分の1にまで減っています。
こうしたなか、道は各自治体から受け入れへの協力を得るためにも被災地での実情を詳しく把握する必要があるとして、担当職員を岩手県などの被災地に派遣することになりました。
職員は現地で、実際に、がれきの処理を行っている処理場などを訪れ、処理するまでの具体的な工程や、その進ちょく状況、それに、がれきに含まれる放射線量を測定する体制などについて確認することにしていて、道では、早ければ年内にも職員を派遣したいとしています。

11月30日 08時35分 NHK ONLINE
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004288911.html