福島第1原発に汚泥貯蔵設備 三菱重工業

 三菱重工業は14日、東京電力福島第1原子力発電所向けに、高レベルの放射性物質を含んだ汚泥を一時保管するための貯蔵設備8基を、11月末までに納入すると発表した。受注額は明らかにしていない。タンクは、厚さ2.5センチの鉄製。横置きの円筒型で、直径3.2メートル、長さは約13.5メートルで、1基当たり90立方メートルの汚泥を貯蔵できる。今年3月の福島第1原発の事故以降、三菱重工は、低レベルの汚染水を貯蔵すための浮島「メガフロート」の改造工事を手がけたほか、発電所内のガレキ処理のために、遠隔操作型のフォークリフト2機を同原発向けに供給している。

フジサンケイ ビジネスアイ 11月15日(火)8時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111114-00000023-fsi-bus_all