(新潟県)「放射性物質検出なし」と誤記載 上越市広報、指摘受け訂正再掲載へ

 上越市は5、6月に下水汚泥から微量の放射性物質を検出していながら今月1日付の市広報紙で「検出されていない」との記事を掲載していたことが、10日までに分かった。市広報対話課は「直近の7月検査で検出されておらず、安全であることを伝えたかったが、表現に正確さを欠いた」と釈明。12月1日付広報で正しい内容を掲載することにした。

 検査は5〜7月に下水処理施設と集落排水施設の計8カ所で実施。5、6月に数カ所から微量の値を検出したが、埋め立て処分が可能な国の基準値の1キログラム当たり8千ベクレル以下だった。市によると、8月以降は検査していない。

新潟日報2011年11月10日
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/29081.html