電中研、汚染廃棄物をガラスに閉じ込める実験に成功

 電力中央研究所は10日、東京電力福島第一原子力発電所の高濃度汚染水処理で発生する廃棄物をガラスに閉じ込める実験に成功したと発表した。汚染水に含まれる放射性物質を取り出し、セシウムの吸着に使われるゼオライトに酸化ケイ素などを混ぜ、1150度Cの高温で溶融し、ガラス合成することができた。この成果を東電に提案、将来的な安定処理につなげたいとしている。

asahi.com 2011年11月11日5時1分
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