岩手と宮城で出たがれきの処理要請〜環境省

 環境省は4日、全国の自治体を集めて災害廃棄物の広域処理推進会議を開き、東日本大震災により、岩手県宮城県の被災地で出たがれきを全国の自治体で受け入れて処理するよう要請し、処理の方法について説明を行った。

 これまでに、山形県では受け入れを始めている他、東京都も受け入れを表明した上で業者を選定中だが、自治体からは放射性物質の分散を心配する慎重な意見も出された。

 環境省では、岩手県宮城県から出るがれきは放射能汚染の懸念はほとんど考えられないとしていて、さらに自治体に説明を行う方針。

日テレNEWS24 2011年10月4日 21:12
http://www.news24.jp/articles/2011/10/04/07191943.html