(福島県)伊達下小国に放射線量上昇地点

伊達市の下小国地区で、以前に測定した放射線量より値が上昇し、1時間あたり3マイクロシーベルトを超える地点があることがわかり、国と伊達市は新たに特定避難勧奨地点に指定するかどうか検討を進めています。
放射線量が上昇したのは下小国地区にある1か所の住宅で、ことし6月末に国が測定した際は1時間あたり2.7マイクロシーベルトでしたが、1か月後の7月の測定で3.1マイクロシーベルトに上昇しているいることがわかりました。
これについて伊達市は、地形が谷になっているため、放射性物質を含んだ雨水が流れて来た可能性があると見ていて、新たに特定避難勧奨地点に指定するかどうか国と検討を進めています。
下小国地区ではこれ以外にも特定避難勧奨地点に指定するよう住民から要望が出ている地点があり、国は子どもや妊婦の人がいるかどうかなども考慮した上で指定するかどうか決めることにしています。

NHK ONLINE 09月29日 20時31分
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055925561.html