埼玉県荒川水循環センターの下水汚泥の取り扱いに関する要望書を提出

 戸田市は12月20日、「荒川水循環センターにおける要望について」と題する要望書を戸田市長が埼玉県下水道事業管理者に手渡しました。

 下水汚泥の取り扱いについては、これまでも2度にわたり要望書を提出しておりますが、荒川水循環センター(戸田市笹目5-37-14)で既に仮置きしている焼却灰は、全て一時仮置きとしての位置づけによるもので、原発事故発生直後のものは特に高濃度となっています。新たに発生する下水汚泥は、放射性物質の濃度は下がっているものの、汚染された焼却灰が発生し続ける状況に変わりはありません。

 市では、同センターの近隣住民が不安を抱えての生活を余儀なくされていることを重く受け止め、市民の安心・安全を最優先に考え、既に保管している材料の経年劣化等により飛散・染み出すことのないよう改めて対策を講じること、今後保管予定の第9系列予定の造成地を屋根・壁で被覆するなどの風雨対策を講じることの2点について、強く要望しました。

http://www.city.toda.saitama.jp/457/456333.html