<細野環境相>がれき焼却灰 被災地処理も

 細野豪志環境相は22日、静岡市内で開かれた静岡県市長会に出席し、東日本大震災で生じたがれきの処理について「焼却だけでも引き受けていただければ、焼却灰を(被災地に)持って帰ることも考えている。まだ方法は確立されていないが、可能性を探ってみたい」と述べた。

 同県では、川勝平太知事が岩手県大槌、山田両町のがれき受け入れを県内の市町に要請しているが、焼却灰の最終処分場を自前で持つ自治体が少なく、受け入れに慎重な要因の一つとなっている。

 細野環境相「被災地だけでがれきを処理するには限界がある。焼却するだけでも被災地の人々を勇気づけることになる」と協力を求めた。

毎日新聞 12月22日(木)20時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111222-00000109-mai-soci