(神奈川県)加山市長が被災地のがれき受け入れに条件 最終処分場確保求める/相模原

 相模原市の加山俊夫市長は30日、東日本大震災の被災地のがれき処理受け入れについて「最終処分場が確保されることが受け入れの条件」との考えを示した。市議会代表質問で折笠峰夫氏(新政クラブ)の質問に答えた。

 市は、受け入れの可否について環境省が行った調査に「検討している」との回答を県に示していた。この日の答弁で加山市長は「広域処理は不可欠だが、安全基準が明確に示されることが協力の大前提」との姿勢を強調。その上で「市の最終処分場の残りの容量に余裕がない。国や県が最終処分場を確保することが受け入れの条件だ」との考えを示した。

カナロコ 12月1日(木)4時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111201-00000006-kana-l14