焼却灰、基準超す恐れも 宮城県のがれき放射性物質

 宮城県は25日、東日本大震災で発生した沿岸11市町のがれきに含まれる放射性物質の濃度測定結果を公表した。放射性セシウムの数値は国の基準を下回ったが、県南部の可燃物は燃やした場合、放射性物質が濃縮されて基準を超える可能性もあるとした。

 県は可燃物をすべて焼却する方針だが「焼却灰が基準を超えた場合、処分方法は今後決まる国の方針に従って対応する」としている。

 県によると、がれきに含まれる放射性物質の濃度は推計で1キログラム当たり92〜993ベクレルで、埋め立て処分ができる国の基準は1キログラム当たり8千ベクレル。

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