(岩手)焼却灰のセシウム3万ベクレル 本県のごみ施設

 環境省は27日、東北や関東地方など16都県の一般ごみ焼却施設のばいじんや焼却灰の調査で、7都県の施設から1キログラム当たり8千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたとの結果をまとめた。検出濃度が高かったのは、福島県の最高9万5300ベクレル、千葉県の同7万800ベクレル、本県の同3万ベクレルなど。

 8千ベクレル超の焼却灰の埋め立て方法は、同省の有識者検討会で議論が続いており、当面一時保管が必要となる。同省は、焼却灰などに含まれる放射性セシウム濃度が一定基準を超えるか、超える恐れのある焼却施設などで定期的なモニタリングの実施を決め、近く都道府県に通知する。

(2011/08/28) 岩手日報
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