(青森県)浄水汚泥2検体から基準値以下セシウム/八戸

 八戸圏域水道企業団(企業長・小林眞八戸市長)は14日、八戸市内の是川ポンプ場と白山浄水場で、沈殿物などの汚泥計2検体から基準値以下の放射性セシウム(134と137の合計)が検出されたと発表した。汚泥1キロ当たりの測定値は、同ポンプ場が94ベクレル、同浄水場は29ベクレル。

 東京電力福島第1原発の事故後、飛散したものとみられる。同企業団の浄水汚泥からのセシウム検出は3度目。コンクリートの材料などへの汚泥再利用を制限する国の基準は1キロ当たり100ベクレル。同企業団によると、浄水場周辺への影響はなく、水道水から放射性物質は検出されていない。

東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20111115104329.asp