都、下水汚泥焼却灰の再資源化を再開 半年ぶり

 東京都は26日、放射性物質を含んだ下水汚泥の焼却灰の再資源化を約半年ぶりに再開する方針を決めた。都内のコンクリート製の下水道管の原料にする。放射性物質の濃度が下がっているうえ、地下の下水道であれば安全性が確保できると判断した。

 都は焼却灰の多くをセメント原料などにリサイクルしていた。しかし下水汚泥から放射性物質が検出された5月中旬以降、企業から焼却灰の受け入れを拒否され、東京湾の中央防波堤に埋め立てて処分していた。

日本経済新聞 2011/10/27 1:11
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E1888DE0E4E3E2E0E2E3E39191E3E2E2E2