(静岡県)焼却灰いずれも埋め立て可能 一般廃棄物の放射性物質調査

 静岡県は29日、県内の一般廃棄物焼却施設(RDF化施設を含む)の焼却灰中の放射性物質の測定結果を発表した。測定施設の焼却灰からは国が通知する一般廃棄物最終処分場に埋立可能な8000ベクレル以下を大幅に下回っていた。

 測定した放射性物質放射性セシウムの134と137の合計値。測定したのは35施設のうち34施設で、結果は不検出から2800ベクレルだった。残る1施設の測定結果は9月中旬に判明するという。

 一方、静岡、浜松の両市から県への放射性物質埋立処分の報告によると、29日までに静岡市は同市中島浄化センターから出た下水道汚泥の焼却灰約97トン、浜松市は同市大原浄水場から出た上水道の浄水汚泥脱水物121トンをそれぞれ最終処分場に埋立処分した。

msn産経ニュース 2011.8.29 17:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110829/szk11082917160007-n1.htm