(神奈川県横浜)市、がれき処理対応へ

 東日本大震災で発生した被災地のがれき処理について、林文子市長は19日の会見で、「安全性が確認されたら、基本的に処理させてもらいたい」と語った。具体的な受け入れ要請は届いていないという。

 放射性物質への不安が高まり、消極的な姿勢に転じる自治体が相次いでいることから、環境省は、がれき受け入れについて全国の自治体に意思確認を進めている。市長は「市民に不安を与えないよう安全性はきちっと確認したい。(受け入れる場合)工夫していかなればいけないでしょう」と話した。

 また、南本牧廃棄物最終処分場で放射性セシウムを含む下水汚泥の焼却灰の受け入れを凍結した問題について、市長は、焼却灰をより多く汚泥資源化センターに保管するため「コンテナを2段重ねにして使うことを検討している。これまでの2倍保管できる」と説明した。

asahi.com 2011年10月20日
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