がれき広域処理問題

放射性物質:環境政務官「国が測っても信用されない」

高山智司環境政務官は10日、静岡市内で記者会見し、東日本大震災で発生したがれきの放射線量の測定について「国が測ったのでは信用してもらえない。国も測っているが、その上で自治体にも測ってもらいたい」と発言した。 これに対し、同席した大村慎一静岡…

(秋田)被災がれき 大仙市、受け入れ案を説明

意見交換会 期間2年、年2600トン処理 岩手県が本県に打診している東日本大震災のがれきの受け入れについて、大仙市は10日、焼却場のある同市花館地区の上大戸会館で、周辺住民を対象とした初の意見交換会を開いた。市側が具体的な受け入れ方法などを…

(静岡)「がれき」35市町に協力要請 環境省

東日本大震災で生じたがれきの受け入れに関する説明会が10日、静岡市内で開かれ、環境省の高山智司政務官は、県内35市町の首長らに受け入れへの理解を求めた。首長からは、地元住民の理解を得る難しさや、焼却灰の最終処理を県外に委託する際、国が責任…

(静岡)県が放射線量測定 震災がれき受け入れへ市町説明会

岩手県大槌町、山田町の震災がれきの受け入れに向けて静岡県は10日、静岡市内のホテルで県内全35市町を対象とした説明会を開き、がれきが到着した際などに県が計3回放射線量を測定し、安全性に責任を持つことなどを説明した。 がれき処理を担当する国の…

震災がれき受け入れ 兵庫県知事、国の姿勢に懸念

国が全国の自治体に東日本大震災のがれき受け入れを求めていることについて、井戸敏三・兵庫県知事は9日の県議会本会議で「広域処理の全体方針や、放射性物質に汚染された災害廃棄物の取り扱い基準が不明確」と国の姿勢に懸念を示し、明確になれば受け入れ…

基準明確化前提で震災がれき処理検討 関西広域連合

関西広域連合(連合長・井戸敏三兵庫県知事)は10日、京都市で会合を開き、東日本大震災のがれき処理の受け入れを前向きに検討する方針を決めた。福島第1原発事故で拡散した放射性物質への懸念があるため、受け入れ前に国に処理する際の安全基準の明確化…

埼玉県 被災地がれき受け入れ方針

東日本大震災の被災地で出たがれきを、東京都に続いて埼玉県が受け入れを進める方針を決め、県内の市町村に協力を求めていくことになりました。被災地で出たがれきの処理を巡って、首都圏では、東京都が岩手県宮古市や宮城県女川町のがれきの受け入れを進め…

秋田県、がれき処理協議へ 岩手と運搬方法など

岩手県から要請されている東日本大震災のがれき処理について、佐竹敬久知事は8日、記者会見し、対象となる4市町村のがれきに含まれる放射性セシウムが1キロ当たり100ベクレルを下回っていたことから、受け入れを前提に運搬や処理方法について同県と協…

(福井県)高浜町長、がれき受け入れに意欲 復興向け「広域の支え必要」

東日本大震災の被災地のがれき受け入れについて、福井県の野瀬豊高浜町長は8日の町会本会議で、「『がれき処分無くして復興無し』という状況を考えると、広域処理は避けて通れないのが現状。可能な範囲で受け入れるべきだ」との考えを明らかにした。県内の…

(大阪府)「災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」について

【趣旨】 東日本大震災による災害廃棄物の発生量は膨大であり、被災地が早期に復旧・復興するためには、大阪府も処理に協力していくことが必要です。 しかし、災害廃棄物の処理を行うことにより放射性物質による人体や環境への影響を及ぼさないようきちんと…

(大阪市)橋下新市長、一転慎重に

読売新聞記事のツイートです。記事の写真が引用されています。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js…

大阪府知事「できる限り協力」 被災地がれきの受け入れで

大阪府の松井一郎知事は7日、東日本大震災の被災地で発生した災害廃棄物の受け入れについて「日本中で被災地を支えないといけない。できる限りの協力をしたい」と前向きな姿勢を示した。 廃棄物に含まれる放射性物質が生活環境に影響を与える可能性もあるた…

東日本大震災:震災がれき、環境省課長「秋田市溶融炉で焼却可」 /秋田

◇放射性物質、40〜50倍に濃縮 東日本大震災の災害廃棄物(震災がれき)処理問題で、環境省の山本昌宏廃棄物対策課長が秋田市で6日、同市が使っている溶融炉で焼却した場合、「がれきに含まれる放射性物質は40〜50倍に濃縮されるとみられる」と説明…

がれき処分場周辺1mSv超えず 環境省が住民の被ばく試算

環境省は1日、福島第1原発事故による放射性物質に汚染された震災がれきの処分場について、非常に高い濃度の汚染廃棄物がない限り、周辺住民の被ばく線量は年間限度の1ミリシーベルト(mSv)を超えないとする試算をまとめ、原子力安全委に報告。 試算に…

100ベクレル以下のがれき、一般ごみと処分へ 秋田知事

東日本大震災のがれき受け入れ問題で、佐竹敬久知事は5日の県議会一般質問で、1キロ当たり100ベクレル以下のものを受け入れ、さらに焼却施設では一般ごみに2割程度混入して処理する考えを示した。 知事は国のガイドラインで、放射性セシウム濃度が1キ…

(兵庫県)海に埋め立て、汚染の恐れ がれき受け入れ難色 

東日本大震災のがれきを全国で分担処理する環境省の計画について、兵庫県内で受け入れが進まないのは、がれきの焼却灰を安全に海に埋め立てる方法が確立されていないためであることが29日、分かった。県内の多くの市町は「大阪湾フェニックス計画」に参加…

東日本大震災:汚染がれき一時保管、「大沢地区」に地元反発 平泉町で説明会 /岩手

◇風評被害を懸念 平泉町は2日夜、東京電力福島第1原発事故で放射性セシウムに汚染されたがれきや土壌などの一時保管場所に関する住民説明会を開いた。町は大沢地区の廃棄物処分場跡地を候補地に挙げて安全対策などを強調したが、地元住民の反発は強く、話…

被災地がれき受け入れに抗議・脅迫1000件 佐賀県武雄市長「涙の決断」で見送る

東日本大震災の被災地で発生したがれきを受け入れる方針を表明した佐賀県武雄市に、非難の声が殺到している。市では、政府の放射線量基準よりも大幅に厳しい基準を独自に設定する考えだが、それでも批判の声が相次ぎ、中には「イベントを妨害する」といった…

(神奈川県)加山市長が被災地のがれき受け入れに条件 最終処分場確保求める/相模原

相模原市の加山俊夫市長は30日、東日本大震災の被災地のがれき処理受け入れについて「最終処分場が確保されることが受け入れの条件」との考えを示した。市議会代表質問で折笠峰夫氏(新政クラブ)の質問に答えた。 市は、受け入れの可否について環境省が行っ…

(佐賀県)震災がれき受け入れ 武雄市などに不安の声が殺到

東日本大震災で発生したがれきについて、武雄市11 件が杵藤地区広域市町村圏組合(管理者・樋渡啓祐武雄市11 件長)に受け入れを提案する考えを明らかにしたことを受け、29日、武雄市や同組合に市内外から約380件の不安や抗議の声が殺到した。放射性物…

亘理、山元 放射性物質濃度 県公表

県は25日、沿岸11市町のがれきの1次仮置き場で行った災害廃棄物の放射性物質濃度の測定結果を公表した。国は、がれきなどを焼却処理した灰を埋め立て処分できる基準を1キロあたり8000ベクレルとしているが、焼却後の数値に換算した場合、亘理町と…

女川町の災害廃棄物/大田・品川/清掃工場で焼却実験へ/都区合同で住民説明会

宮城県女川町の災害廃棄物約10万トンの処分受託の決定を受け、東京二十三区清掃一部事務組合は24日、本格的な焼却処理に先立ち12月10日から大田清掃工場と品川清掃工場の2カ所で試験焼却を実施する方針を明らかにした。各種の測定結果は来年1月下…

(東京都)がれきの受け入れ/安全確保や住民対応に関心/清掃労組が支部代表者会議

宮城県女川町の災害廃棄物受け入れに関して、都と特別区長会・東京都市長会が、宮城県や女川町との間で基本合意したことを受け、24日に開催された東京清掃労組の支部代表者会議では、組合員からの意見や要望が相次いだ。 同日の会議では、執行部が現地での…

がれき処理検討で道職員派遣

東日本大震災で発生した、大量のがれきの処理について支援策を検討しようと、道は、処理の進ちょく状況や放射線量の測定の体制などを確認するため、担当職員を被災地に派遣することになりました。がれきの処理を巡っては、道が、10月、いったん受け入れを…

東日本大震災:震災がれき、三条市長「受け入れ検討」 新焼却場稼働以降に /新潟

東日本大震災で発生したがれきの広域処理について、三条市の国定勇人市長は29日の記者会見で、「前向きに検討しようということで、現在詳細を詰めている」と話した。同市では、同市福島新田に建設中の新焼却場が来年7月に本格稼働する予定で、受け入れは…

震災がれき、県が受け入れへ調整 知事、安全確保し「一気に」

岩手県から処理要請を受けている東日本大震災のがれきの受け入れについて、佐竹敬久知事は22日、県議会自民党会派との県政協議会で「(安全面の)確証を得た段階で、一気呵成(かせい)に(受け入れを)進めたい」と語り、一部市町村と前向きに調整を進め…

秋田知事、岩手県内のがれき受け入れ前向き

佐竹敬久秋田県知事は28日、東日本大震災で発生した岩手県のがれきについて「安全ならば受け入れるのが自然の姿」と述べ、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下という環境省の基準を満たしていることを条件に、受け入れに前向きな姿…

北海道苫小牧市で災害廃棄物受け入れか

12/1開会予定の苫小牧市議会定例会にて、全5会派ががれき処分について質問通告を提出し、議論を交わすとのこと。 災害廃棄物の受け入れに不安を持っている市民の声を議会に届けるべく、クリーン北海道の会 様が呼びかけを行っています。 詳細は以下リンクを…

東日本大震災:新潟市長「国と県、認識そろえて」 がれき処理で知事に疑問 /新潟

東日本大震災で発生したがれきの広域処理で、放射能汚染に関する政府の方針を泉田裕彦知事が批判していることについて、新潟市の篠田昭市長は22日の会見で「早期に国と県の認識がそろうようになってほしい。国と知事で言うことが違うと我々にも影響が出る…

放射性物質調査 宮城のがれき ほぼ「安全」

宮城県は25日、東日本大震災で発生した災害廃棄物の放射性セシウム濃度測定結果を発表した。11市町全てで国が埋め立て処分を可能とした基準値(1キログラム当たり8000ベクレル)を下回ったが、亘理、山元両町の可燃物は、焼却した場合、焼却灰が基…